秋は別れの季節
みなさんは別れの季節といえばどの季節を思い浮かべますか?
ほとんどの人は春と答えると思います。
しかし、別れの季節と聞いて秋を思い浮かべる人もいます。
その人とは
西武ライオンズファン
です。
なぜライオンズファンの別れの季節は秋なのか。それはFA(フリーエージェント)があるからです。
FA(フリーエージェント)とは簡単にまとめると下記のような感じです。
・いずれの球団とも選手契約を締結することのできる権利を持つことのできる選手
・1軍に145日以上登録されたシーズンを1シーズンとし、高卒入団なら8シーズン、それ以外なら7シーズンに達した時、FAする権利を取得することができる
参照URL:https://npb.jp/announcement/2019/fa_about.html
わたしたちで言うところの転職みたいなものですね。
野球はドラフトで球団から指名されて入るので、選手は自分の意志で入る球団を選べないのです。そのため、FAは意中の球団に入るチャンスなのです。
メジャーリーグではFAは非常に活発ですが、日本ではそれほどFAは活発ではなく、年に数人程度しかFAの権利を行使して移籍しません。
FA制度ができてからで西武ライオンズからは12球団最多の19人が権利を行使して移籍しています。
FA権を行使して移籍する選手はチームの中心となる選手が多く、西武ライオンズは毎年のように主力級の選手が移籍をしているのです。
そのため、西武ライオンズファンにとっては秋は別れの季節なのです。
私も西武ライオンズファンの一人なので、毎年秋になると誰がFAで移籍するのだろうかとビクビクしながら毎日過ごすことになります。
何回もFAで移籍する選手を見てきて、多少慣れてきましたが、応援しているチームから選手が抜けてしまう悲しい気持ちは何回経験しても変わりません。
そして今年も、西武ライオンズからFA権を行使して他球団に移籍する選手が出てしまいました。
ライオンズの正捕手森選手です。
ライオンズでは主に3番を打ち、2019年には首位打者・MVPを獲得したライオンズの中心選手です。
そんな森選手がオリックスバファローズの入団が決定したことが、11月16日に発表されました。
私は仕事中にそのニュースを見たのですが、あまりの悲しさに、仕事が手につきませんでした。なんとなく移籍しそうだなとは思っていたのですが、いざ移籍することが決定してしまうと.....
もうライオンズのユニフォームを着てプレーする森選手が見れないと思うと、非常に悲しい気持ちでいっぱいです。森選手のおかげで勝てた試合も数多くありますし、西武ライオンズに欠かせない存在でした。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
最後に、オリックスバファローズでの森選手の活躍を願って、このブログを締めたいと思います。
森選手本当にありがとうございました。オリックスに移籍してしまいますが、オリックスでもぜひ自慢の打棒を見せてくれることを期待しています(できれば西武ライオンズ戦以外でお願いします)。オリックスでも頑張ってください!!