「いつも機嫌がいい人の小さな習慣 仕事も人間関係もうまくいく88のヒント」を読んだ
今回は有川真由美さんの著書である「いつも機嫌がいい人の小さな習慣 仕事も人間関係もうまくいく88のヒント」を読んだので、その印象に残った点について書いていこうと思います。
初めに
本書ではタイトルの通り、人生を幸せにする習慣が88個述べられています。
仕事や人間関係やウイルス関係などで悩みが多い今、少しでも悩みを解決して、毎日少しでも気分良く過ごしたいと思いませんか?
お金のこと、仕事のこと、上機嫌で過ごすためにの習慣など、自分の悩みの解決につながる習慣が一つは述べられられています。そしてその書かれている習慣は、小さな習慣で簡単に始めることができるものばかりです。
ぜひ本書を読んで、ほんの少し習慣を変えることで、大きく人生を変えてみませんか。
この本がオススメな人
- 毎日機嫌良く過ごしたい人
- 習慣を大きく変えることが難しいと感じている人
- 未来の自分を変えたい人
印象に残った習慣3選
お金がないと言わない
「お金がない」
この言葉。よく使ってしまいます。
しかしこの言葉、デメリットばかりなのです。
「お金がない」という言葉で、信頼もチャンスもなくしてしまうのです。 なにより、「お金がない」という言葉を、だれよりも聞いているのは自分自身。 「自分はお金がないに値する人」と、強烈にインプットすることになるのです。
お金がないということで誘いを断ることで、本来あったはずの出会いがなくなってしまいます。
さらに断り続けることで誘われずに人が離れていってしまいます。
加えて、無意識にお金がないことを当然のことだと思ってしまうのです。
「考えは言葉になり、言葉は行動になり、行動は習慣となり、習慣は人格となり、人格は運命になる」
マーガレットサッチャー氏の言葉の通りお金がないと言うことでお金がない人の行動を取るようになってしまうのではないでしょうか。
私も飲み会や行きたくないイベントを断る時によく「お金ないから今回は遠慮しとくわ」とよく言っていました。ただこの言葉使った後に相手への罪悪感と自分自身の情けなさが残ってしまうんですよね。
相手に気遣いをした結果、自分がお金に好かれない方向に向かっていると考えると、勇気を出して正直に断った方がいいのかなと思いました。
この本で読んでからも、お金ないなと思ってしまうこともあります。そんな時は、今はお金ないけど将来もっと稼げるようになる。と思うようにしています。
むやみに自分と人を比較しない
私たちの多くは競争社会で生活しています。
学校の成績、会社での営業、あげればキリがありません。
そんな競争社会で生きている私たちは他の人と比較して自分を評価してしまいがちです。
しかし筆者は人と比較はむやみに人と自分を比較しないほうが良いと述べています。
「あの人に比べて私は……」「平均的な家と比べてうちは……」と、人と比べることで、自分で自分を不幸にしてしまうのです。
そんなときは大抵、「自分にないもの」と「人にあるもの」を比べているもの。最初から負ける戦いをしているのですから、みじめな気持ちになるのは当然です。
隣の芝が青く見えるもの。優れている部分もあるはずなのに、負けている部分に目がいってしまう。
負けると分かってる部分で人と比べるとそれは落ち込んだりしますよね。
そして人と比べるのではなく、自分の中に目を向けることで幸せに近づくと述べられています。
自分自身のできることに目を向けて、人と比べることで生まれる心の疲弊をなくしていきたいと思いました。
人と比較することで悔しい気持ちを力に変えることのできる人もいると思います。
自分が比較して落ち込むのか、それとも力に変えることができるのか。自分自身の性格と向き合ってどちらが良いのか考える必要がありますね。
「ありがとう」にひと言添える
ありがとうの力を増幅させるための方法が自分の感想をつけることです。
「ありがとう」という感謝の言葉は、だれから言われても嬉しいものですが、さらに〝ひと言〟あると、その効果は倍増します。
ありがとうの後に、具体的に伝えることで、言われた時の喜びが増します。
ひと言を添える際の注意点として、私軸の感想を述べることが大切だと書かれています。
〝ひと言〟をつけ加えるときに注意したほうがいいのは、「あなた」を主語にした〝感想〟ではなく、「私」を主語にした〝感動〟や〝影響〟を伝えること。
私も経験があるのですが、相手軸の時は上から目線や批評に聞こえてしまいます。
ありがとう、助かったよ。
これも上からにとらえる人がいるかもしれません。
私も、「これ言ったら上からに聞こえるかな」と思う時があります。
しかし上手い言い回しが見つからず、結局ありがとうで終わってしまうことも何度もありました。
この悩みも解決しそうです。
一言付け加えるのは難しいなと思われる方もいるかもしれません。
本書ではそのような方はまずありがとうの後におかげでをつけると付け加えやすくなると述べられています。
皆さんもありがとう。だけで終わるのではなく、更に一言付け加えてみてはいかがでしょうか。
まずはこの言い方でありがとうの後に一言添えることに慣れていき、徐々に自分の言葉で感謝を伝えることができるようになっていきたいと思います。
終わりに
有川真由美さんの著書である「いつも機嫌がいい人の小さな習慣 仕事も人間関係もうまくいく88のヒント」を読んで印象に残った点について書きました。
今回挙げた3個の習慣以外に85個の習慣が述べられています。
全てやるのは難しいかもしれませんが、自分の悩みを解決できるような習慣を1つでも行うことで、少しでも毎日が良い方向に向かうのではないでしょうか。
今回挙げた3つの習慣は早速生活に取り入れていこうと思います。
興味を持った方は、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。